現代思想 2017年3月臨時増刊号 総特集◎知のトップランナー50人の美しいセオリー』を手に取り、パラパラと中を見て、買うのをやめる。

 

ちゃんと読んだわけじゃないけど、5人に1人くらい「美しいセオリーなんてない」とか「美しいセオリーってなんだ」とかって言ってて笑う。そらそうだ。そんなある種の予定調和の中、堂々と「美しいセオリーなんてない」をタイトルにしちゃってるM木K一郎って人は、ほんとに薄っぺらい逆張りしかできないんだなというか、むしろ編集者はそこを期待してオファーしたんだろなとか、アカデミズム業界の仄暗い面がいろいろと垣間見えて面白いことは面白いかもしれない。